第14章 悪魔のお仕置き～ルイ編～

『ああ、

とても綺麗ですよ、

ハワード卿』




光に透けるブロンドの髪から覗く

透き通った碧い瞳と

長い睫。




均整のとれた

白くしなやかな身体。

その、そこここに

幾重にも張り巡らされた

容赦なく食い込む蒼いロープ…




高貴な色香を漂わせながらも

痛々しく

物憂げで

この世のものとは思えないほど

穢れなく美しいルイ…




（何度も犯され堕ちているのに

何故、貴方は清く見えるのでしょうね…）




仕上げにジルは

ルイ仕様アジュール・ブルーのリボンで

ルイのモノの根元をキツく縛り

※もちろん可愛くリボン結び

達する事を禁じた。