• テキストサイズ

ピンチは彼氏を呼ぶ

第8章 好きというのは


次の日の部室。

今由布院先輩と二人きりだった。

「鬼怒川先輩は…?」
「先生に頼まれ事。それよりさー望月……」

またどこからの情報なのか、豆知識を言い出す由布院先輩。

「物知りですねー由布院先輩は」

そう笑うと由布院先輩が真剣な顔で顔を近づけ…

――ちゅっ

口に触れるか触れないかのキスをされた。

「え……えっ?」
「あ…………悪い忘れてくれ」

なんで、こんな事…?何故?忘れるなんて簡単に出来ない…


「えん、ちゃん…」
「熱史?…まさか今の、」
「煙ちゃんもだったんだね。負けないよ」

負けない?まさか……

――ちゅっ

鬼怒川先輩にもキスされた。頭が回らない。


私の事…どう思ってるの?

/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp