第15章 秘密の花園
「美希ちゃん!待ちくたびれちゃったよ!」
『ふぇっ!?倉石くん!?』
驚いて変な声を上げてしまう。 ミカちゃん含め更衣室にいる私以外の女子は私と倉石くんを交互に見る。
倉石くんは近ずいてきた。 思わず目を瞑るとおでこに軽く触れるようなキスをしてきた。
………ダメだ、終わってしまった…たぶん倉石くんは声を聞いて入ってきたんだろう……
「ごめんね、僕美希ちゃんと付き合ってるんだ。」
やっぱりですよね…言いますよね…そうゆうこと。
みんなは悲鳴をあげたりした。
そんな中ミカちゃんは一筋の涙を流した。
「そうなんだ……」