第32章 一つの額縁
そこに現れたのは・・・
メ「だれかいるのっ!?」
「メアリー・・・!?」
メ「・・・イヴに 赤司・・・
ふたりとも 無事だったんだ
・・・・どうやって
この部屋 入ったの?
出てってよ・・・
この部屋に 近づかないでよっ!
はやくここから 出てって!
はやく! ハヤク!! 早く!!!
出ていけえぇぇええぇぇええ!!」
メアリーの足元から広がるヒビに赤司はよけながら、奥の絵へと近づいた。
後ろから追いかけてくるメアリーに赤司はイヴにライターを渡した。
赤「イヴ、このライターであの絵を燃やすんだ!」
頷くと、イヴはライターに火をともすと額縁へと投げた。
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