第35章 近い時間
『前進ところかゼロ距離守備!!振れば確実にバットが当たる位置で
守ってます!!』
進藤「………は?」
三人もこの距離で守るのは、さすがにズルかったか?
そう思いながらもニヤニヤして進藤の正面で構える。
カルマ「気にせず打てよスーパースター。ピッチャーの球は
ジャマしないから。」
光「ちょ、待てよ。スーパースターは俺だろ?」
磯貝「高瀬、そこ反応しなくていいから。」
あ、スマン…。というポーズをして真面目に守備をする。
でもやっぱりスーパースターって言うのは納得できねーんだよなー。
すると、理事長が
理事長「フフ、くだらないハッタリだ。構わず降りなさい 進藤君。
骨を砕いても打撃妨害を取られるのはE組の方だ。」
と言って、怖さを含めた笑を浮かべた。
進藤もさすがにビビってるようだな。
だが、俺らは進藤のバットを避けられないぐらいの
凡人じゃないんでね。