第27章 映画の時間
そして時間も時間なので俺達は帰る事に
渚「今日はありがとね、殺せんせー。さようなら!」
光「本当、ありがとなー!」
殺せんせー「さようなら、夜道ですので気をつけて。」
殺せんせーはまだ泣きっぱなしだ。
そんなに感動したのかよ。
そして、見送ると同時に
殺せんせー「明日までに映画の感想を英語で書いて提出しなさい。」
と、余計な一言まで言われた。
渚「ええ~宿題 出るんだ…」
殺せんせー「タダでハワイに行けたんだから安いもんです。」
ま、それもそうか。
あ~あ、感想文 なんて書こ…?
そう思いながら俺達は帰っていた。
すると渚が突然
渚「はぁ…」
とため息をついた。
カルマ「?どうしたの 渚君?」
光「疲れたのか?」
渚「そうじゃないけど…人生初の体験だよ。五時間の間に授業受けながら
ハワイ行って映画見て帰って来るの。」
カルマ「……そりゃあね~」
光「殺せんせーにしか、そんな事できないもんな。」
俺達、今日 人類で初めてやってのけたんじゃね?
五時間のハワイ旅行。