第24章 仕返しの時間
ガッ
と、ナイフで木の枝を切る。
瀬尾と土屋がトイレへと走っているところに、ちょうど俺達が切った枝が
バサバサと落ちる。
土屋「ひっどい何コレ、ズブ濡れ!!ひゃああ毛虫ィ!!?」
瀬尾「誰だこんな…って、やっぱこんな事よりトイレだ!!」
そして慌てて走って行った。
岡野「はは、状況を把握する余裕も無いだろうね。」
光「あんなに慌ててたもんな!ずぶ濡れになった瞬間の
あいつらの顔、傑作だったぜ!」
すると、俺達がいる木がある民家の奥さんが
奥さん「ありがとねぇジャマな枝 切ってくれて。それにしても君達
えらく身軽だね~。」
磯貝「いえいえ、待ち伏せ…いや、木登りの特訓してるので。」
おい、今 磯貝本当の事言いそうになっただろ。
ま、これで
光「前原の“屈辱には屈辱を。復讐大作戦”は成功だな!」
岡野「光…その作戦名ダサイよ。」
前原「おう、俺も思った…。」
磯貝「…俺も。」
光「皆して酷ぇ!!!」