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銀蛇鳥姫物語
第8章 銀蛇鳥姫物語 第8話
ヒュオオオオオ…
死魄装を靡かせて、市丸は姫雫を担ぎながら瞬歩で虚夜宮を目指していた。
藍染に姫雫を渡せばどうなるかなど……考えなくとも分かった…。
だから白伏をかけたのだった。
『…ん…?』
ものの数分で姫雫は目を覚ました。
(は…はぁ?!…い、いくら何でも起きるのが早すぎやろ!しかも今起きたら…)
抱き締めていた時の反応を見れば男嫌いか男慣れはしていない。
お姫様抱っこという女の子の憧れ&超恥ずかしい事をしている今、起きたら暴れだしそうだ。
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