• テキストサイズ

銀蛇鳥姫物語

第3章 銀蛇鳥姫物語 第3話







まるで時が止まっている様に感じた。





羽織の様な白の服を靡かせて現れた男。


辺りが暗いせいでより一層、月明かりに照らされて光る銀髪。

つり上がった目尻と口角。

端正な顔立ちで、低く甘く優しい声。

話し方は関西独特のイントネーションの付け方だった。


チン、と刀を鞘に納め、こちらに近付いてきて優しく頭を撫でてくれた。


そして、立てるか?と手を差し伸べてきた。




.
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp