第10章 練習試合
泉『来夏、これして』
来夏『…なにこれ?膝?』
泉『昨日練習のあと膝抑えてたでしょ?ちゃんとサポーターしてやらないと怒る』
なーんーでうちのすることはバレてんだよ…
よりによって昨日帰った時なんて爆睡してたやつにバレるなんて…
うちのなにが悪いんだ?
来夏『仕方ねぇ』
泉『あと、肉離れの方は?』
来夏『あ、そっちは問題ないと思う。昨日も痛みでなかったし…』
泉『わかった、痛そうにしてたら引きずってでもコートから出すからね?w』
怖い。笑ってるけど威圧感ハンパねぇ…
祥吾『おい如月、俺はどーすればいいんだ?』
来夏『俺に聞くな。なんにも考えてねぇ』
祥吾『は?』
大輝『如月はいつもこれだから気にすんじゃねぇよ』