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【黒子のバスケ】君は君。僕は僕

第14章 それぞれの想い


どうして大人はみんな勝手なんだよ…

うちには中学校生活を1年でも平和に普通に過ごすことができないの?

ガチャっ
泉『誰だったの?』
来夏『…。俺、もう帰る…。それと、明日学校と部活休むから』
泉『なにがあったの!?』
来夏『じゃ』パタンっ

なんでいつもうちなんだろう…

こんなことになるくらいならこんな力…いらないよ…

涼太『来夏っち、帰るんすか?』
来夏『あぁ、明日学校と練習休むね…。』
涼太『大丈夫っすか? らしくないっすよ?』
来夏『ごめん、しばらく1人にさせて』

結局うちは大切な人たちですら自分から遠ざけることしかできない。

傷つくのが怖いんじゃなくて、ただ、自分の大切な人がうちのことを全て知って、うちの知らない間に傷つける事が嫌なんだ…

でも、1人は嫌い…。孤独な世界に取り残されてしまったような気がするから…

結局どう足掻いても私はひとりぼっちなんだ…
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