第14章 それぞれの想い

ー涼太sideー

『おい、涼太』
涼太『あれ？赤司っち？どうしたんすか？』
征十郎『今来夏の部屋に入ってった子は？』
涼太『別に赤司っちには関係ないっすよ』
征十郎『そうか…お前ならちゃんと言ってくれると思ったんだがね』

赤司っちはなにが言いたいんだろう…

涼太『それで何の用っすか？』
征十郎『あれは彼女じゃないのか？』
涼太『だから、赤司っちに関係ないっす』
征十郎『来夏が女だったなんてチームメイトが知ったらどう思うんだろうねw』
涼太『だからなんのことっすか？』
嫌な予感がする…
征十郎『来夏は女じゃないのか？』
涼太『知らないっすよ』
征十郎『おかしいなぁ… まぁ、これから来夏の家にいって確認するだけだから』
涼太『そんなことさせないっす』

来夏っちは単純だから赤司っちがきたら家に上げるに決まってる。
それに赤司っちのことだから来夏っちを脱がしかねない…
ここは俺が阻止しないと…