第2章 〜初恋〜
時は結構流れて
とうとう土曜!!
俺はいつもより気合をいれて、待ち伏せしていた。
すると、誰もが振り向くようなかわいらしい美由紀の姿があった。
長い髪を縛る綺麗なポニーテールのしゅしゅ。花柄のワンピースの上にはデニムのジャケット。花の匂いがほんのり香る。
理想の女の子だ。
美由紀「ごめんね!遅かったでしょ?」
俺「いいよ!いこっか?」
美由紀「うん!」
笑うとでる、えくぼと涙袋もたまらなくかわいかった。
そんなこんなで話していると
美由紀「私、お母さんいないんだぁ」
俺「俺、お父さんいないよ...」
美由紀「そっかぁ!同じだね」
俺「同じ.....のかな?w」
美由紀「同じってことでw」
俺「俺の家くる?」
美由紀「うん!」
お母さん「いらっしゃ...」
俺「ただいまー」
美由紀「おじゃましまーす!」
お母さん「美由紀?安藤美由紀ちゃん?」
美由紀「へ!?」
お母さん「久しぶり!!お母さん、覚えてる!?」
美由紀「え?え?」
お母さんが泣いてる
美由紀は戸惑ってる
俺は呆然としてる
なんだろう。