第2章 私の斉藤くんだから!
おそいなあ…
30分も遅刻だよーー泣泣
「おまたせ!!ごめんね愛華。」
あ、あ、斉藤くん!!
え、、?
横をみると同い年くらいの
小柄な女の子がたっている。
え、なんで…?
「あ、ごめんね。言ってなかったね。」
「駿の幼なじみだけど。
あんただれ?」
隣の女の子が急にそういって
にらみつけてきた。
「愛華、あのね。この子は2個下の
幼なじみでさ、昔からよく遊んでて
俺が彼女と遊ぶって言ったら
ついてくるってきかなくて…」
「無理やり帰らせようとしたけど、
こうやってついてきちゃってさ…
愛華、ごめんねほんとに。」
嫌。
なんで女の子がくるの?
しかも幼なじみ?なにそれ
「…。」
幼なじみの女の子が少し鼻で
笑ってきた。