ハン×ハン《 刻まれる時の中の...》~恋愛物語~
第7章 ヒコウセン×ノ×トーク
八時までの休憩時間
各自休みをとるように言われたあと、ゴンとキルアとトヒロは意気投合して飛行船の探検に、クラピカとレオリオは部屋で休みをとりに行った
一人残されは私は、先程誘われたように、メンチさんら試験管が集まっている部屋に向かった
...と
「君、料理上手だったんだ...♪」
「っ...ヒソカ...」
部屋へ行く道に待っていたのは、奇術師ヒソカだった
(何で毎度現れちゃうかな~(汗))
「あの料理...確かに美味しそうだったけど、もっと美味しそうなもの、見つけたんだ...◆」
「え...?」
自分の料理がまだ力不足なのは知っていたけれど、もっと美味しそうなもの、というのは気になる
「教えて!!」
「ん~...じゃあ、条件をつけようか」
「条件?」
彼はニヤリと笑って目を細める
「それを僕に食べさせてくれる、って...協力してくれるかな?」
「うん」
「それが君だって言っても?」
「...うん?」
私?
美味しいもの...私...美味しいもの...
「はっ...人食い...!!」
「違う」
彼は不機嫌そうだ
(怒らせてない、よね...?食べられないよね...?)
今は少し回復しているものの、念をまともに使えないような身体状況...
勝ち目ナッシング★
「(ふっ)...ま、君がもう少し熟したら食べに来るから、今日は諦めるね♪」
(一生食べようと思わないでください!!!)
「じゃ...」
彼は影に溶け込むようにして見えなくなっていった
(食べられなくてよかった...(ほっ))
メ「話は終わったかしら?」
「っ!?メンチさん!!」
メンチさんが曲がり角から出てくる
絶をしていたため、気配が感じ取れなかった
「ったく、あの変態44番...こんなとこで小さい子を誘ってんじゃないわよ...」
「あの...彼が変態だっていうのは想像がつくんですが、私誘われてなんかいませんよ?」
「あなたは未だ分からなくて良いの。さ!ブハラたちが待ってるわ!行きましょ♪」
「え?...あ、えっと...」