Ich liebe dich für immer.
第5章 初めての壁外
〜リヴァイSide〜
ここまでこんなに人を失うのが怖いと思ったのは初めてだ…
ずるい奴が生きてていいのかって恋失はずるくない。ずるいのは壁内にいる貴族と憲兵団だ
お前みたいな奴が生きなくて誰がこんなクソみてぇな世界を変えてくっつーんだよ
そこらの兵よりも度胸があってその分力もあるのに勿体ねぇ…
やっぱりこいつは俺の班に入れておいて良かったと思う。
リヴァイ『恋失、もしも明日壁内に帰るのにお前が班長に抜擢されたらどうする?』
恋失『兵長や団長、ハンジさんがやれって言うなら私はやります。 私がリヴァイ班にいたとしてもまた外翼が壊されて今日よりもヤバイ状況にしたくないので…』
リヴァイ『そうか…』
そこまで心が強い奴だったとは思ってなかった
エルヴィン『なら恋失には班長を明日だけハンジの代わりになってもらおうかな?』
リヴァイ『エルヴィン、いたのかよ』
エルヴィン『あぁ、恋失、それでもいいか?』
恋失『はい!私は構いません!』
ハンジ班っつーことはまだ外じゃねぇけど、今日ので層が薄くなってるから外から近い…
リヴァイ『エルヴィン、俺を恋失の班に入れろ。俺の班員はそれぞれ班長をやらせろ』
こいつはいつまた無茶をするかわからねぇ
エルヴィン『わかった、戻ったらすぐに計画を練ろう』