第3章 見守るのは斜め後ろから。。
「そろそろつくぞ。」
いつのまにか辺りは真っ暗。
そんなに飲んでたのか?
「んー?」
「ほら、あそこの店にお前の船長がいる。」
ぼやけた目を見開いて
言われた通り見てみると
ローの周りにたくさんの女の人と、
シャチ、ペンギン、乗組員もいた。
「あそこでいいやつがいれば持ち帰る。
それが男だ。」
「持ち帰る?それでなにをするの?」
「それは…トラ野郎、女と出てきたぞ。」
「え?」
ユースタスの言う通り、
ローの腕に絡み付く女がでてきた。
その女の人は、
見覚えのある人で…
「barにいたひとだ…」
あのボンキュボンの女だった。