第3章 見守るのは斜め後ろから。。
「なにしてる。こんなとこで。」
「今ねぇ、ローの船に乗ってんの。」
「あ?トラ野郎の船にか?
なんつぅ異議でそうなった。」
お前の立場でありながら、
と私の横に座る。
「別にぃ…私はこういう小さな島に降りるなって言われてぇ…なんでだよっ!ておもって!
別によくない!?」
「男には色々あんだろ、」
「ユースタスはしってんの?
その色々って…」
「男なら誰でもそうだろ。」
酒を口に運ぶユースタス。
私はその腕をつかんだ。
「なんだよ」
「教えてそれ、わたしに」
ローはなんで私をおろさないの。