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私の初恋はあなたでした。
第2章 新しい家族。
「あの、ペボさん」
「あ!プリンセス!」
「なんですかその呼び方…笑」
甲板に寝転がるペボさんの頭上から
顔をだすと、変な呼ばれかたをした。
「シークレットプリンセスって、長いでしょ?
だからプリンセス!」
アイアイ!と喜ぶペボさんをみて、
私もつられて笑顔になる。
かけがえのないもの。なんていった彼を
少しだけ羨ましくなった。
「で、どうしたの?」
「あ、いやあのですね?
ここにいさせてもらうだけじゃ
なんだか居にくくて…
なにかお手伝いはできないかな、と…」
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