第2章 新しい家族。
ハートの海賊団side~
『あなたはもう関わることはない。
…もうその人は死んでます。』
あの女…
なにを知ってやがる。
それに、死んだだと?
リアが…死ぬわけねぇ。
ありえねぇ。
「ロー。大丈夫か?」
「キャプテン!!いきなり走るから!
あぁ。毛が邪魔くさいよ」
「熊だからな。」
「すんません…」
「「打たれ弱!!」」
「お前ら、なにふざけてる。
帰るぞ。」
あいつはきっと俺のことを忘れてるだろう。
あんなバカ面してたやつは、
もう俺のそばにはいない。
どんな生活してる。
たまには思い出していた。
お前を無理矢理連れてくればよかった。と。
だが、あんな言葉はもう忘れてるんだろうな。
しかたねぇか。
それに、こいつらにそういうことをいっても
俺らしくない。