第5章 出逢えてよかった。
「疾風!
招雷!!」
「ぎゃぁぁっ!!」
大丈夫。
私は殺さない。
ローを殺そうとする人以外は
殺さないよ。
「さすが~、やるねぇ~」
「あんたこそ
でも、少しは痛いでしょ?」
ここで海軍をひかせるほどの力は
流石にもってない。
なんとか切り抜けなければ
「リア、すぐそこにアドルフたちを待たせてある。
すきをついて逃げるぞ」
「ロー、わかった。
私の精一杯の技で、止めるから
力ためなくちゃ。
時間稼ぎ、よろしくね」
「お、おい!
ったく、仕方ねぇ
好きな女のためなら、か?
くく、おい!おまえら!
思いっきりあばれろ!」
「「「イェッサー!!!」」」