第5章 出逢えてよかった。
バタンっ!!!
「アドルフ!!」
「お、お!?どうしたいきなり!」
勢い良く開けたせいか
すごい音がしたけど
そんなことは気にしてられない
「島にあがる。」
「何言ってんだ!
さっき言ったこと「わかってる!」」
守る、そう言われたことは
とても嬉しい
「私もみんなを家族だって思ってる
守りたいって思ってる
もう逃げたくないの!!」
「……わかった
あー、怒られっかなぁ」
「仕方ねぇ、嬢ちゃんが言うことだぜ?
聞くしかねぇさ」
「ごめんね」
3人で少し笑って
覚悟を決めた