第4章 秘密はいつかばれる。
「随分あってなかったんだからな
そういうのはあって仕方ないんじゃねぇか?」
「やっぱり、そうなのかな。」
「でも、そんなに心配することじゃないと思うぞ?
そりゃ大人になったんだ少しは変わる。
でもキャプテンはキャプテン。
あぁ見えても優しいし、それは昔から変わってないんだろ?
それに。なにがあってもキャプテンはお前を嫌ったりしないだろ。」
シャチがめずらしくまともなことを言ってる。
「おい!いま侮辱しただろ!」
「ふ、ふふふ!はははは!
ありがとう。シャチ。
やっぱり、家族っていいな。」
ローの家族は優しい。
「まぁいいか。
ま、そりゃ家族は一生壊れずにいれるからな!」
「家族は一生壊れずにいれる……」
「よし、飯、食おうぜ!そろそろみんな集まってるだろー」
「あ、じゃあロー呼んでくる!」
シャチは一瞬目見開いたけど
すぐに笑ってわかったって言った。