第4章 秘密はいつかばれる。
「本当の私はこうです。」
なんだか恥ずかしくってえへへと笑っていた。
「…………ちょっとロー。
めちゃくちゃ綺麗じゃない!
って、なんであなたも驚いてるの!?」
なにをいってるのかわからないほど叫ぶミューゼさんたち。
首をかしげていると、
乗組員たちが私のところに来た。
「うわぁ。かわいいな!」
「こんな妹ができてなんだろ、嬉しいよな!」
わいやわいや騒いでいるみんなを見て
自然と笑顔になる。
「リア~っ!
よかったぁ!ほんとによかったぁぁ!!」
みんなを掻き分けて、
大泣きしながらペボとシャチが私を抱きしめた。
そのうしろにはペンギン。