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私の初恋はあなたでした。

第3章 見守るのは斜め後ろから。。




「誰が出ていいって言ったんだ。
お前のせいで寒ぃだろうが。」


上半身を起こして頭をかきながらあくびをした。



「出たらいけないとも言われませんでした。」


少しだけ反抗した。

だって関係ないもんね。



「ふっ…夕飯だっけか?
行くぞ。」


今まで自分が寝てたくせに、

ほんとにマイペースなんだから


「はいはい。」



昔のように起こした私が背中を追いかける。


そこで振り向いて手を差し出すんだけど、

そんなそぶりは、今のあなたには無い。



「当たり前、か…」





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