• テキストサイズ

Follow your heart.

第3章 戸惑い



pipipipipi…



突如携帯のアラームの音でハッと我に返る。
音のおかげで二宮さんも少し力が抜けていたようで、渾身の力で押しのけて、カバンをひったくって凄いスピードで翔ちゃんの家を出た。

あの人、何考えてるの。
翔ちゃんよりも小柄な身体なのに力強くて、唇も翔ちゃんより薄くて、いつも温かい翔ちゃんのキスとは違って少し冷たかった。
でも、どこかに青い炎のような、そんな感覚を覚えたキスだった。

自然と唇を触ってしまい、首を振った。

私どうしたのかな、、翔ちゃんごめんね。。
/ 48ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp