第4章 私に出来ることは・・・?
ツナ「帰るところがないんだって。」
リボーン「そうなのか?」
『うん・・そうなの・・・』
ツナ「なんでか聞いてもいい?」
リボーン「ツナ、お前は空気をよめないのかっ!」
ツナ「あたっ!」
『いいよ。言わないといけないと思ってたから。
でも、信じてもらえるか・・・。』
みんなの頭に「?」が見える。
ツナ「話してみて?」
『うん・・・。
実は・・・私、10年前の世界から来たみたいなの・・・。』
みんな「!!!!!!」
そりゃあみんな、びっくりするよね。
リボーン「それ、ホントなのか?」
『うん・・・やっぱり信じられないよね・・・?』
ツナ「信じるよ。」
『え・・・?』
ツナ「実は俺たちも10年前の世界から来たんだ。」
『ええぇぇぇぇ!? 私意外にもいたなんて・・・。』
獄寺「妃莉はなんでこっちに来たんだ?」
『それが分からないの・・・家を出たら急に
光に包まれて、気がついたらこっちにいたの』
獄寺「そっか。」
『ツナ君たちはどうして?』
ツナ「それは・・・ここではちょっと・・・」
そう言うとツナ君は京子ちゃんとハルちゃんに目をやる。
二人には知られたくないってことかな・・・?
『わかった・・ごめんね?』
ツナ「ううん、全然大丈夫。
後でまた話すね。」
二人には聞こえないように言った。
『分かった待ってる』