
第2章 作戦は恋の砂

作「ううん。1人じゃないの。猫ちゃんやろくろ首にも協力してもらう。」
鬼「そうか。なら安心だな!!」
作「それでね、おばばが作った例の砂薬をつかってみようと思うの。」
鬼「いいんじゃないか。気をつけろよ!!」
作「うん。!!!!」
"例の砂薬"とは・・・遡ること2ヶ月前・・・。
作「ねぇ、パパ。私、この妖怪横丁にお教室を開きたいの。確かに、のびのびとした生活も大事だけど、知識を増やすことも大切だと思うの。ポイントは、強制じゃないし、試験もない。どう?特におばばには理科の知識をつけてほしい。そうすれば砂薬の効能もあがるわ!おばばはぜひって言ってるんだけど・・・。」
鬼「いいんじゃないか。」
作「でも、それにはパパの手助けも必要なんだよ。」
鬼「あぁ、華ちゃんのことだろ!まかせとけ!!最近"パパ"って呼んでくれるようになったんだ。」
作「ありがと!パパ。」
鬼「うん。」
・・・3日後
お「作者どの、大変じゃ」
作「どうしたの、おばば。そんなにあわてて。」
お「新しい砂薬ができたんじゃよ」
作「えぇぇぇ!!!どんなっ??」
お「それがすごいんじゃ、妖怪が一定の期間、人間になることができるんじゃよ。」
作「わー!すごい。いつか、つかえる日がくるといいわね、おばば!」
これが↑"例の砂薬"の正体!!
作「猫ちゃん、一反木綿に理解してもらえた?」
猫「えぇ。こっちはOKよ!」
作「よし!じゃあ、作戦の最終確認をしましょう。まずは、一反木綿。おばばがつくった砂薬で人間の中学3年生男子になって!名前は・・・。"一反トシロウ"(ダッサ(笑))転校生よ!それでヒロインちゃんをあなたにふりむかせるの。例えば・・・妖怪の話とかいいわね。相手の興味を手にとり、ふところにしのびこむの。OK?」
一「わっわかったばい。」
作「あっ!そうそう。その博多弁は禁止。名字に"一反"って入ってるし博多弁もつかうとバレるから。」
猫「私は教師としてもぐりこむわ。作者ちゃんは、保健室の先生よ。」
ね「なんか、エロいな・・・。作者が保健室の先生って。どうせ、スカートを短くして、それで男子ファンを増やして、情報を集めるんだろ!鬼太郎に言ったら、怒っちゃうかな」
作「それはダメ。パパ、心配性だから・・・。」
猫「鬼太郎に言ったら、離婚よ。り・こ・ん!」
ね「はい、はい。言いませんよ。・・・女ってこえ~」
