第1章 一反木綿も恋の予感!?
鬼「やぁ、人間のみなさん。僕はゲゲゲの鬼太郎です。前回の話は僕と作者が結婚し、子どもまでできて・・・。ネコ娘とねずみ男まで、結婚しましたね。どうやら今回のお話は、一反木綿がこれまた人間界の女子中学生に恋をした話です。その女の子の名前は"ヒロイン"。この話には僕のお嫁さんも、でてきますからね~。では、はじまりー、はじまり~」
作「パパー、起きてー。妖怪ポストに手紙が入ってたわー。ねぇ、起きてってばー!!んもぅ、どうしましょうか、お父さん。」
目「そうじゃの~。鬼太郎は起きる気配なしか・・・。差出人はだれじゃ?。」
作「名前は"ヒロインヒロイン"この字の感じだと、女子中学生か女子高生だと思うのですが・・・。」
目「っでは、作者が開けてみてはどうじゃ?妖怪じゃと鬼太郎に頼むしかないが、妖怪はもう全て退治や封印したはずじゃから・・・。」
作「そうですね。じゃあ、失礼します・・・。」
手紙の内容はこうだった。
Dear 鬼太郎さんへ
はじめまして。私は中学3年生のヒロインヒロインです。この妖怪ポストの使い方を間違っていることはわかっていますが、書かせて下さい。私は、妖怪を信じています。でも、私の学校の人たちは妖怪の存在を信じてくれません。私が信じているということをわかって下さい。では、本題に入ります。簡単にまとめると私は一反木綿さんが好きです。一人の男の人を好きになれず、女子との話にはまれず、1人で本を読んだり、絵を描いているため、暗いと言われてしまうのです。どうか、1度だけでいいので、一反木綿さんに会わせて下さい。私は本気です。よろしくお願いします。
From ヒロインヒロイン
作「お父さん・・・。女の子、一反木綿さんに恋・・・してます。」
目「なんじゃと!!鬼太郎!おいっ鬼太郎!事件だ。起きろ!!」
鬼「・・・何ですか、父さん・・・」
目「人間の娘が一反木綿に恋している。」
鬼「えっ!!詳しいことを教えて下さい。」
目玉おやじは鬼太郎に手紙のことや作者に読ませたことを伝えた。
作「ねぇ、パパ。私、この女の子のこと応援したい。私がパパと結婚して幸せになれたように、この子にも幸せになってほしいの。この件、私にまかせてくれない?」
鬼「・・・わかった。1人で大丈夫か?」