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【ONE PIECE】海を巡る者たち

第7章 〈ルナミ〉大事な仲間


「いやああああ!」
「な……」
 あいつの前にくまがいるのが見えた。
「ルフィ、たすけ……」
パチン、パチンッ
 シャボンディ諸島のシャボン玉が2つ割れた音がした。
「ナミいいいい!」
 間に合わなかった。伸ばした手は虚しく空を切っただけだった。
「うおおおお!」
 その後、くまに攻撃をした気がしたが、あまり覚えていない。覚えているのは自分の無力感と仲間が消えた瞬間の顔だった。

「仲間1人も救えない……!」

 あの時感じた感情は未だにはっきり覚えている。

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