第5章 それぞれの道
それから、平和な日が流れて時は1年3ヶ月後・・・
ヒロイン「パパー、華ちゃんが泣いてるから抱っこしてあげて、私、今忙しいの」
鬼「わかったよー」
なんと鬼太郎とヒロインの間には1人のこどもが出来ていて、名前は「華」
お花のようにきれいな心の持ち主ですくすく育ちますように・・・という意味がこめられている。今日は、ある人たちの結婚式。
ヒロイン「パパー、準備できた?」
鬼「大丈夫だよ。でも、父さんが・・・」
ヒロイン「こら、おじいちゃんが疲れてるでしょ。」
目「わしは大丈夫じゃ。いい運動になるからの~華ちゃんまた一緒に遊ぼうな。」
ヒロイン「ありがとうございます。おとうさん。」
鬼「早くしないと、遅れちゃうよ、ママ。」
ヒロイン「はーい。」
鬼「それじゃ・・・」
鬼・ヒロイン・目「いってきまーす!!」
ヒロイン「華ちゃん、式場に入ったらしーだよ。」
鬼「華ちゃんはいい子だから大丈夫だよねー」
目「ぉお、はじまるぞ」
ヒロイン「わー、綺麗」
鬼「あの二人、おにあいだね。」
ヒロイン「そうね・・・」
鼠「綺麗だな、猫娘・・・。」
猫「・・・うるさい。・・・ありがとう。」
鼠「よっし!じゃあいくか!!鬼太郎パパとヒロインママも来てくれてるよ。」
猫「うん!!!!」
ヒロイン「猫娘ちゃん、綺麗ね、良く似合ってるわ。」
猫「ありがとう。ぁあ!華ちゃんも来てくれたんだ。ありがとー華ちゃん。」
鼠「なんだー、もうこども欲しいのか、猫娘さん。」
猫「そっそんなんじゃないよ。」
鼠「素直じゃないな・・・笑」
鬼「幸せにな、猫娘、鼠男。」
鼠・猫「うん!!!!」
ヒロイン「ねぇ、パパ。懐かしくなかった?わたしたちもあんな感じだったのね・・・」
鬼「そうだね。でも僕は今でもあの時の気持ちと変わらずママ、いや、ヒロインのことが好きだよ。」
ヒロイン「鬼太郎・・・。私も・・・」
鬼「二人で、華ちゃんを育てて頑張っていこうね。」
ヒロイン「うん。」
鬼「じゃ、そろそろ家に帰ろうか。父さんと華ちゃんは先に帰ってるから。」
ヒロイン「うん、帰ろ!」
二人はキスして歩き始めた。
2人は長い一本道を手を繋いであるいて帰った。その道はただの道ではなく、二人の人生を表す道にも見えた・・・。