第3章 森の中で
急ぎ足で森の中。
「... 」
たまには遠回りして家に帰ろうか。
という訳で遠回りしている。
「ぬ... ... 」
この森の一番奥にある大きな木にたどりついてしまったらしい。
「... ぬ?」
その木に誰かが寄り掛かっていた。
男に見えたが、良く見ると女の様だ。
そして、紅い何かが体全体に付着していた。
「...............うぅ............」
力ない声。青白い顔。さて、どうしたものか...
「ま、こういう見殺しは嫌い何でね...よっと」
意外と軽い体を持ち上げ、家に帰った。