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異世界の住民【黒子のバスケ】

第3章 異世界


この世界は、地獄へと変化した。ある日突然の出来事だった。1匹の突然変異した生き物が現れ、人間を次々と殺していった。人間は、混乱して逃げ場を探し求めていた。

だが、1匹というわけではなかった。もうすでに、突然変異した生き物は大量に存在をしていたのだった。絶望へと変わっていった途端に、ある者達が立ち上がった。

その人物は、自分達の領土を分け与え、更に敷地全体に結界を張るのだった。結界を張ったお陰で、突然変異した生き物は、入って来れなかった。

人間は、その人を讃えるのだ。その一族は、神禮だ。やがて、この一族は王へと駆け上がる。

しかし、神禮一族はこれを喜ばない。それは何故かというと、皆と平等で生きたいからだ。でもこんな世界だからこそ、王が必要なのだろうと考えるのだったが、神禮一族はあまり偉そうにはしなかった。

元々、そういう性格なのだろう。そして、神禮には能力が備わっていた。この能力は、突然変異した生き物が現れた同時に得た力だった。しかし、神禮一族の他にも能力を使える者はいる。

だが、その能力が一番強いのは、神禮だと言うのだ。そして、神禮一族にも2人の子供が産まれ喜びがいっぱいだった。けど、そんな長くは続かなかった。

子供を産んだ母は、病死し父は、突然変異した生き物と戦闘中に亡くなった。残ったのは、2人の子供と叔父だ。2人の子供は、力を合わせて守り抜くと誓うのだった。
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