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暗殺教室

第15章 *支配者の時間*


宇佐見side

「桃果さん?どうしました?手が止まっていますよ?分からないところがありますか?」


ぼーっとしてた事に気付き、ハッとする


「いや、大丈夫」



殺せんせーはどんどん早くなってると思う

国語6人

数学8人

社会3人

理科4人

英語4人

NARUTO1人

クラス全員分の分身なんてさ、ちょっと前までは3人までが限界だったくせに


「うわっ‼︎」

渚の驚いた声と同時に

せんせーの顔がゆがむ

「急に暗殺しないで下さいカルマ君‼︎それ避けると残像が全部乱れるんです‼︎」


へー以外と繊細なわけね

「でも先生こんなに分身して体力もつの?」

渚の質問に

「ご心配なく、1人外で休憩させていますから」


「それむしろ疲れない⁉︎」

渚のツッコミが入る











授業は終わり放課後




何気なく、教員室の前を歩いていると

カチ…カチ…

変な音が聞こえた

壁の穴から中の様子を伺う

中には…ビッチせんせ、烏間せんせがいる

「この六面体の色を揃えたい、素早くたくさん、誰にでもできるやり方で…あなた方ならどうしますか、先生方…」

あ、殺せんせーだ

「先生ばいばーい」

「はい、さようなら」

まぁ、私は帰らないんだけどね

で、なんの説明をしてたんだろ、あぁ、ルービックキューブか

あれ得意w楽しいよね、理事長先生もするのかねwへー寂しい人なんやねw

「答えは簡単、分解して並べ直す、合理的です、初めまして、殺せんせー」

作り笑顔でそう言う理事長先生

殺せんせーは誰かわかってないみたいだ

「……?」

「この学校の理事長サマですってよ」

ビッチせんせが言い、その後に烏間せんせが言う

「俺たちの教師としての雇い主だ」
「にゅやッこ、これはこれは山の上まで‼︎それはそうと私の給料もうちょいプラスになりませんかねぇ」

【殺せんせーの弱点⑥上司には下手に出る】

おーおーお茶を出したり肩を揉んだりしている

「こちらこそすみません、いずれご挨拶に行こうと思ってたのですが、あなたの説明は防衛省や烏間さんから聞いていますよ、まぁ私には…全てを理解できる程の学は無いのですが…なんとも悲しい生き物ですね、世界を救う救世主となるつもりが世界を滅ぼす巨悪と成り果ててしまうとは」

よくしゃべるなぁ
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