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I…

第4章 すぐそこにそれはあった。





扉を開け、すぅとまた空気を吸ってみる



「っ!アンタ」


「…あ、あなた、この前の」


やっぱり会っちゃったか

この前のうさぎちゃん



「ちょ、ちょっとトーカちゃん!
お客さん!………っ!!」


怒鳴るうさぎちゃんをとめるように

前へ出る男の子。


「……一緒にいた人」


「あの、あなたはあのとき、」


なんだろう

この子の顔を見てると

モヤモヤする


「カネキ!私が今話してんだろうが!」


「い、いたいよ!トーカちゃん」


かね、き



「金木……あなたが金木?
そう、なんだ」




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