• テキストサイズ

伝説の島 【ヘタリア】

第26章 新年会


『伝説の島物語』

紀元前5万年3月20日

エヴァン王国

当時、建国した頃は
まだ自然の力はありませんでした。

ですが、
人が、人として生きていく上で
『必要不可欠かつ大切な考え』が
その当時から、国民全員に息づき続けていました。

それを教えたのは
バラバラだった民族たちをまとめ
エヴァン王国を建国した国王であると同時に

擬人化した国だった、『エヴァン』

今で言う、ケイトの祖父でした。

彼は言いました。

『人が人として生きるために必要なのは

人と支え合い、分かち合い、愛し合うこと。

『共に居られること』こそ、何よりの幸せだと感じ

何があろうと、共に越え

今という時を、共に笑顔で過ごし続けること。

それらに勝るものは、何ものもない』

その言葉の中には、
『争いをしてはいけない』という
相手を想うからこその意思が、より強く感じられました。

そうしてしまえば、
両方が共に不幸を背負うことになる。

だからこそ、
互いが幸せでいられるために

相手も自分たちも全部が幸せであるため

喧嘩や、奪い合いなどといった争いを禁じ

エヴァンは、国民の先頭に立って
行動に示し続けていきました。

たとえ、どんな目に遭わされたとしても…

そうあり続ける大切さを
身をもって、国民たちに説き続けるかのように…


そうして…

5000年という時を経て

約10万年前
島と共に生まれたであろう、ご神木から

自然の力=神法を、自在に扱う力を授かった。

後に、それを凝縮して物質化させた神器。

自然と、国民各々を護るかのように常に傍にいる神獣。


それらが常識となり

特殊警務部隊にも

国民たちにも

生きていく&相手も己も護り抜く術として

快く(こころよく)受け入れられ、取り入られるようになった。
/ 703ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp