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The Way【黒子のバスケ】

第9章 W・C


W・C五日目。


「今日はあれっしょ?黄瀬クン?が試合だっけ」

「海常は……静岡の福田総合とだね」

「真ちゃん応援行かなくていいの?」

「オレたちの試合は明日だぞ。見に行く暇があったら練習するのだよ。それに見たくない顔もいるし、アイツなら勝つだろう」

「言うね、真ちゃん」

「ほら、最終調整だ。」



一戦目、二戦目と勝ち抜いてきた秀徳だが、試合と練習で部員たちの疲労はかなり溜まっていた。
その為今日は皆、明日に備え早く部活を切り上げたのだった。



明日の相手は京都の最古にして最強の王、赤司率いる洛山高校だ。

その上無冠の五将と呼ばれていたうちの3人が洛山にいる。


ここまで順調に勝ち進んてきたが、ここからどうなるか分からない。
もちろん、勝つつもりではいるが、相手は赤司だ。
勉強もバスケも将棋も得意な緑間だが、赤司には一度も勝ったことがなかった。



それでも明日、その安直な答えを正してやるのだよ。










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