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The Way【黒子のバスケ】

第9章 W・C


高尾も大坪も宮地も木村も、その日のコンディションは最高だった。
だがその中でもずば抜けていたのが、


「緑間やべーぞ!」


「もはや誰にも止められない!」



緑間だった。



緑間の活躍で、秀徳は苦しむことなく、初戦は109対71で大仁多に快勝、秀徳は順調に初戦を白星で飾った。



青峰擁する桐皇学園は、誠凛相手にまさかの一回戦敗退、誠凛が二回戦進出という形で終わった。




ウインターカップ3日目ーーー

初日・二日目で一回戦全試合を消化ーーー
出場校50校はおよそ半分の32校へと絞られた。

そして3日目二回戦ーーーーー
ここからシード校も参戦し、生き残った32校すべてが会場に集結、この日一日で16試合ーーー
全チームが激突する。



誠凛高校の三回戦進出を皮切りに同時刻、別コートで試合の紫原擁する陽泉高校も間もなくそれに続き、黄瀬擁する海常高校・赤司率いる洛山高校・そして我らが秀徳、「キセキの世代」擁する他三校も危なげなく快勝ー

優勝候補と目されるチームはそれぞれ順調にコマを進めた。




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