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私たちの恋のカタチ~これでも私達は恋をしている~
第1章 信頼。信用。
「お、ヒロト!お前も散々な。」
こいつはハルヤ。
高校のときからずっと友達だ。
「うっせぇ。」
「冗談だっての!ははははっ!」
冗談で言ってるくせにそんなに笑うかよ。
こいつはなんだかんだ言っていいやつなんだ。
マユミのことも背中押してくれた隠れた恩人、ってやつ?
「ん、どした?」
「んーや。べつに。
帰ろーぜ。」
そう言ってあるきだした。
「あ、そうだ、あのカフェ、行こうぜ。」
あのカフェ、か。
「まぁ、行くか。」
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