第3章 幸せだと思えるのは
「俺ね、実際は、不安だったんだ。
でも、よかった。
俺のこと、想ってくれてたって分かったから。
俺、マユミを幸せにするから。
だから、俺と「もうなにも言わないで!!」」
「ぐぇっ!!」
急に襲ってきたおもみは、
もちろん、マユミで。
「ずっと、ヒロトといるわ。
私がヒロトを幸せにする。
だからね、ヒロト、
私と結婚し「よろしくお願いします。お姫様。」」
もう伝わってるよ。
だからね、もう言葉なんていらないんだ。
「も、もう!
ふふ、私もう幸せだわ。」
「そうだね。俺も。」
幸せだとおもえるのは、
君がいるから。