• テキストサイズ

私たちの恋のカタチ~これでも私達は恋をしている~

第1章 信頼。信用。



「あと2か月後には兄貴達結婚かよー。」


「そうだな。早いな。」


はやすぎるっつうの。



「連絡、きたか?」



「…来てねぇよ。」


待ってる。

君がいなくなったあの日から

1年近く経った今でも、

君を待ってる。


「ヒロト…、信じてやれよ。」


「兄貴に言われなくてもわかってるっつうの!」


兄貴はあいつの元カレ、ってのもあるし、

言われたら余計むかつく。



「でもさ…ちょっと不安なんだよ。
もう、帰ってこなさそうで。」


そう言ったら兄貴は、

そうか、としか言わなかった。




/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp