• テキストサイズ

*黒子のバスケ*

第27章 *猛アタック


朝。
あたしは学校に着くなり火神くんに会った。

「空!はよ☆」
「え…火神くん…!?」
火神くんは、満面の笑みであいさつをしてきた。
しかも手を振りながら。
火神くん…朝弱いはずじゃ…?
いつも機嫌悪いのに…。

「俺、ぜってー諦めねぇからなっ!覚悟しとけよ♪」

それだけ言うと、火神くんはどこかへ行ってしまった。

そして、後ろから黒子くんに話しかけられた。
「蒼井さん」
「うわっ!びっくりしたぁ」
「なんで赤司くんなんですか?僕の方がいいと思います」
「えっ…」
「僕の方が、赤司くんより、蒼井さんを楽しませることができます!」
え!?
黒子くんって、こんなに積極的なの!?
意外…!

その日のふたりからの猛アタックはすごかった。

ふたりとも、そんなにあたしが好きなの…?
なんか、すごく恥ずかしい…///

そしてその日、黄瀬くんからメールが来た。
1日だけ、デートしてほしいという内容だった。
似たようなメールが、青峰くんと真ちゃんからも来た。

みんな、赤司くんに負けたくないと言っていた。

赤司くんの命令はもう聞かない。
もう負けていられない。
…と。

とにかく、みんなからの猛アタックは、すごいものだった。

ど、どうしよう…。
/ 60ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp