第26章 *絶対服従
あたしは赤司くんの家にいた。
「みんなには言ったか?」
「うん…言ったよ」
「ならいい…これで空は僕のものだ」
赤司くんはそう言うと、あたしの頭を撫でた。
赤司くん…。
やっぱり近くで見るとすごくカッコいい。
こんな人があたしなんかの彼氏で…いいのかな。
「…空、キスをしてくれ」
えっ…!?
「えっ…出来ないよっ…!」
「僕の命令は絶対だ」
そんなこと言われても…自分からなんてできないよ…!///
「大丈夫だ。ほら、してみろ」
「…っ///」
ちゅ。
あたしは赤司くんの唇にそっと口をつけた。
その瞬間、あたしは座っていたベッドに押し倒された。
そして、あたしの舌に赤司くんの舌を絡ませてきた。
「んっ…ん、っん///」
赤司くんのキス…激しいよぉ…///
「上手だ…でももっと絡ませろ」
「ん…でき、ない…っ」
それからあたしは、赤司くんの命令をすべて聞いた。
「服従させるのは気分がいいな」
赤司くんはにやっと笑いながら言った。