第3章 悪夢
~ジャーファルside~
ガチャ
リョウはベッドの隅で縮こまっていた。
私には気づいてないようだ。
気配を消し、足音を立てぬように、一歩ずつ距離を縮める。
リョウの目の前に来て、リョウの肩をガシッと掴んだ。
リョウ「ひっ!!?」
肩をビクッと震わせ、顔を上げて私を見た。その目は虚ろで、光を灯していなかった。
リョウ「ジャー、ファルさ.....」
ジャ「ごめんなさい、来るのが遅くなってしまいました。
少し要らないものを処理していまして...」
リョウ「そう、ですか...」
肩をちぢこませ、不安な顔でこちらを見る彼女はとても可愛らしかった。
優しくリョウを抱き寄せ、そのまま後ろに倒れこむ。
ジャ「リョウ、少し冷たいですね?寒いですか?」
リョウ「いえ、平気です...」
クルッと回転し、リョウを見下ろす。
シャツから覗く胸元には、無数のキスマーク。
ジャ「私のこと、好きですか?」
リョウ「...はい。」
そういえば、まだ最後までやったことがない。正確に言えば、やらなかった。
でも、もうそろそろ良いですよね。
孕んだら下ろせば良い。自分がやったこととはいえ、私もいつも寸前で止めていたその行為にはもう我慢の限界だった。
ジャ「脚、開いて?」
耳元で甘ったるい声で囁く。
リョウ「.....!!!や、っ...」
目を見開き、私の胸板を押して拒んできた。
ジャ「怖いんですか?では私が初めてですか。それは嬉しいです」
リョウの太ももの間に脚を入れ、グッと押し付けた。
リョウ「っあ.....!!」
スカートを捲り上げ、下着を脱がす。
リョウ「やだ!!やめっ.....!!!!」
秘部にグッと指を入れ、首筋に顔を埋めれば彼女は甘い声をあげた。
_________今まで我慢してきたぶん、全部吐き出させてもらいますよ。