• テキストサイズ

憎む、恨む、以上に愛する。

第1章 過去から



「フフフッ…やめねぇか」


薄気味悪い笑い方が聞こえる。



「やぁよ、ドフィ」


そんな笑い方の持ち主といるこの

高い声の女。



このひとは水曜日の女。



「ねぇドフィ?」


「あ?」


「まだあの子を外に置いておくの?」


あの子を…とは、私のことだろうか。


そう。


情事を行ったあとの気持ちの悪い会話さえも聞かされているこの私のことだ。



/ 24ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp