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干支様あなたの番ですよ!

第3章 新生活メェ!


_____ぉ______きろ

__________ぉきろ

「おい!起きろ!何時だと思ってんだ」

「…きれい」

「あ''ぁ⁈」

誰かの声が聞こえた気がして、目を開けてみると
目の前に移ったのは朝陽に照らされキラキラと輝く
金髪

きれいだと、声に出さずにはいられなかった。

「…栞」

「な、なに」

うるさい声で呼ばれたと思ったら、急に真剣な声になったから緊張する。

名前を呼んだかと思うと彼の手が伸びて来て

すっと私の頬を撫でる

「…どうしたの?何かあった?」

「…あぁ、あった。よだれの跡」

な、ん、だ、と!!

「うそだ!!よだれなんて!!」

「うそ!!よだれなんてうっそー!」

な、ん、だ、と!
と言うか…

「何であんたは女子の部屋にっ、勝手に入ってかきてるの!ばか!」

「うわっ、ごめんって、だから枕投げんな!」

ちょっと痛そうだったから止めてあげた

「で、何の用なの」

「飯、食わねぇの?」

「あ、食べる食べる」

今日の朝食は龍一さんが作ったらしい。

「早く着替えろよ〜、俺外で待ってるから」

「あ、ありがとう!」

朝食っていっても、それは私だけで
みんなにとっては昼食
結構寝てたんだな

ん?今日の朝食は、と言うことは日によって作る人が違ったり?

ま、それは聞いてみればいいか

龍一さんの作るご飯…なんか美味しそう

「おーい、まだかー?」

おっと雷牙くんが呼んでいる。早くしなければ。

「お待たせ!ご飯楽しみだな〜」

「…ふっ、あんま期待すんなよ」

それはどう言う意味だ!

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