第8章 * いつもこんなです *
" ガチャ "
「あ、おはようございm…」
(赤)「おはよう」
「おはよう皆」
(火)「何でお前らジャージなんだよ!」
「走ってきたから」
「香奈っち走ってきたんスか!?」
「うん、赤司君と一緒に」
「ずるい!俺も一緒に
走りたかったッスよ~!」
(笠)「黄瀬、そんなに走りたいのか?
それなら今からでも走ってくるか?」
「笠松先輩!
そういう意味じゃないッスよ!」
「朝から煩いのだよ黄瀬」
(高)「おはよー!」
「高尾君、緑間君おはよ」
「おう!おはよっ 理彩ちゃん!」
…これで全員かな? …?
「むっくんは?」
(火)「あいつならまだ寝てたぜ」
「起こしてもダメだった?」
(高)「全然ダメだった」
「もう9時なんだけどな…」
私はフライパンとお玉と
お菓子をもってリビングを後にした
「あっ!待って俺もいく
面白そうだから!ww」
……。
「Zzz」
あっ、本当に寝てる
凄く気持ち良さそうに寝てる
なんか起こすの可愛そうになってきた
…まあ、起こすけど
" トン トン "
「むっくん起きて」
むっくんを揺らしても叩いても起きない…
むっ…
「むっくん起きて!」
"ガン ガン ガン ガン!!"
「ん~…… うるさい」
「っ!」
布団の中に引っ張られて抱き締められた
(高)「おいっ!」
高尾君が私とむっくんを離そうとする
でも、離れない
「むっくん…起きて?
もう起きなきゃだし…
お菓子私と一緒に食べよ?」
「……! 起きる!」
むっくんが起きた
本当にお菓子好きだな
「むっくん、先にいってるね
高尾君行こっ?」
「あ、ああ」