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集合【黒子のバスケ】

第25章 *賭け*



「香奈!」

「…… 理彩、皆…」


(黒)「野塚さんが無事で良かったです」

(赤)「ああ… 良かった」



「…ねえ、赤司君」

(赤)「?」

「赤司君はこんな気持ちだったんだね
…でも、あの頃の赤司君に少しでも

バスケは楽しいものって教えられて
良かった」


(赤)「…ああ、そうだね」

(青)「なあ!俺と1on1やろうぜ!」

「お断り するなら
チームでかかってきなさい」


(青)「ちっ…」


『香奈』

…! そうだ、忘れていた

『…ごめんなさい、無理矢理…』

「…その事はもういいよ。 貴方は
私のバスケが見れたし、私も赤司君と
1on1をして少しでも楽しさをわかって
もらえたならそれで…」


『そう…それで、転生のことだけど
約束通り黒バスのパラレルワールドの
世界へ転生してもらうわ』

「…転生トリップ」


『ええ… じゃあ後はよろしく』

〈うん。 香奈、転生について
だけど…詳しく説明しておくよ〉

「えっ? もう?」

〈うん… もしかして何かある?〉


「少しね… 余計なお世話かも
知れないけど…

桃井ちゃん、青峰君
2人共言いたいことない?」


(桃)「え? …どう言うことですか?」

(青)「あー?いいたいこと?」


「青峰君は桃井ちゃんに
桃井ちゃんは青峰君に… 転生したとしても
今度はどこで会えるか、ましてや
会えるかどうか分からない。

次の世界が黒バス世界でも
すべて同じじゃない

…きっと伝えなきゃ後悔するよ?」


(青)「だから別にねえって…」
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