第23章 最終章 突入

「皆おまたせ」

(緑)「これは… 誰が作ったのだよ？」


「桃井ちゃん」

(青)「…大丈夫なのか？」


(桃)「大丈夫だよ！
ちゃんと味見もしたから！」


「うん、大丈夫だよ」

(黒)「いただきます」

黒子君が一口食べた


(桃)「どう？」

(黒)「美味しいです」

(青)「ほんとだ、うめえ」


(桃)「本当！？ よかったー！」

(今)「でもどうやったんや？」


「余分なものを全部抜かしたの
桃井ちゃんはサプリは勿論、不必要な
調味料や隠し味を入れちゃうのよ

だから、それを全部取り払ったの」


(高)「ふーん… じゃあこれで
もう安心ってことか？」

「うん それに、もう2人とも
自分の身でもって分かっただろうし。

…流石これからはに食べ物じゃない
やつは入れないでしょ」


(相)「もちろん！」

「はい！」

…ひとまずこれで一安心かな

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

" ﾎﾞﾌﾝ "

ふう… 疲れた…

今日から休みだけど、まさか
桃井ちゃんまで来ているなんて…
本当に何がなんだか……


" ﾄﾝ ﾄﾝ "

「はい どうぞ」

" ｶﾞﾁｬ "

「お邪魔します」

「どうしたの？桃井ちゃん」


(桃)「少しお話ししたいなと思って」

桃井ちゃんが私に？


(桃)「香奈さん、テツくん達が
こっちに来てから 過ごしやすいように
考えてくれてるって聞いてて…

ありがとうございます」

「いいえ それについてはいいの
…私がいない間家事してくれてありがとう」


" ﾎﾟﾝ ﾎﾟﾝ "

「そういえばどんな感じだった？」

(桃)「皆退屈そうでした でも
あんなに柔らかい雰囲気の赤司君や
テツ君初めて見ました」

「そう… それならよかった」


(桃)「………」

「？ どうしたの？」


(桃)「いえ、香奈さんがイメージ通りで
よかったなって思って」

…イメージ通り

(桃)「これなら赤司君が
惚れるのも分かるなあ」

「え？何か言った？」

(桃)「いえなんでも！
じゃあそろそろ行きますね！」

" ﾊﾞﾀﾝ "