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私たちの恋のカタチ~これでも私は恋をしていた~

第1章 ……



それから私は眠れず…


いや、眠らずって言ったほうがいい。



どうにかいまのこの幸せな時間を、

噛み締めたくて、

眠らずにいた。



「ヒロト…」


ありがとう。と涙をこらえて

声を殺して、私は何度も呟いた。





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